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中国という語は固有名詞としては

火曜日, 1月 19th, 2010

現在、漢字を使う国々では中華人民共和国や中華民国(台湾)の国名として用いられるが、もともとは文字通り中心の国(地域)という意味であって、その範囲も、国都のような中心地から、中原(ちゅうげん)とよばれる黄河下流域の古代文明圏、さらには広く漢民族の支配する領域をさすなど、時代や状況に応じてさまざまに変化した。

近代以前においては、この国は、たとえば漢や唐のように、それぞれの王朝名が同時にその名であり、外国からもそのようによばれるのが通常であった。

西欧語のChina系の語は最初に西欧に知られた秦(チン)王朝からきたものであり、日本で前近代にこの国を唐(カラ)国、人々を唐人とよんだのは、日本にとって唐代の交流がもっとも盛んであって強い印象を残したからであった。

また仏教系の用語として伝わったシナ(支那)という語が、江戸時代から一般にも使われるようになり、第二次世界大戦まではよく使われた呼称であったが、現在では中国がもっとも一般的である。